今回はユダヤ人のお金に対する考え方のエッセンスが詰まった
ユダヤに伝わるお金に関する名言・格言を紹介しながら、
ユダヤ人の秘密を紐解いていきましょう。
■知ればお金の流れが変わるかも?!ユダヤに伝わるお金に関する名言・格言・ジョーク
1.そもそもユダヤ人とは?
2010年現在の調査では、全世界に1340万を超えるユダヤ人が存在しています。
ユダヤ人とは、ユダヤ教を信仰する人、ユダヤ人を親に持つ人という二つの説がありました。
元々は、肌が浅黒く、鼻高く、といった特定の人種を指していましたが、色々な民族が混じって
それらの区分の意味を持たなくなったため、ユダヤ教を信仰する人、と言う説が出てきたと言われています。
全米のユダヤ人は人口の1.7%しかいないにかかわらず、ノーベル賞の20%、
フォーブス誌の長者番付では400人中130人がユダヤ人であり、
その情報力で世界の経済を動かしていると言われています。
2.ユダヤ人大富豪の教え
ユダヤ人といって思い出すのはこの本ではないでしょうか?
本田健さんの「幸せなお金持ちになる秘訣」を詰め込んだ大ベストセラーです。
読んだかたも多いのではないでしょうか?
・ユダヤ人大富豪の教えⅡ(さらに幸せな金持ちになる12のレッスン)
3.ユダヤに伝わるお金に関する名言・格言・ジョーク
1.「金持ちになる方法は一つある。
明日やる仕事を今日やり、今日食べるものを明日食べること。」
→数年前に流行語大賞になった「今でしょ!」という言葉を思い出しませんか?
これは、明日ではなく今やりなさい。
そして、楽しいことは一旦横に置いて、
今やるべきことを淡々とこなしなさいということを
伝えています。
2.「人がこの世を去るとき、
銀、金、宝石、真珠を携えて行くことは出来ない。」
→日本でも棺桶に入れることができるお金は三途の川を渡るときに
必要な六文銭(10円)だけだと言われていますね。
あの世へお金や財産を持っていくことはできません。
だからお金は貯めるばかりではなく賢く、有意義に使いましょう。
という意味ですね。
3.「金は道具である、道具に支配される者などいない。
だから、道具はできるだけ多く持っている方がいい。」
→人がお金に動かされているのではなく、
お金は”人が動かしているもの”です。
お金に振り回されてはいけません。
けれども、持っている方が役に立つし
いろいろできることもあるということですね。
4.「金は、本質以外のモノなら何でも買える。」
ユダヤ人のお金に対する冷静な考え方が凝縮されている言葉かもしれません。
お金で何でも買えると思うなよという傲慢さを
戒める格言でもあります。
お金である程度のものは買うことはできますが、
自らの経験から学んだことや本質的なことは買うことはできないという意味ですね。
5.「すべて金で買うことができるが、知性だけは買うことができない。」
こちらも「金は本質以外のモノなら何でも買える」と意味が似ています。
教育、学び、知識、知恵を一番大切だと考えるユダヤ人らしい名言ですね。
自ら学んだ知識や経験は買うことはできません。
6.「金をなくしても、何も失わない。誇りをなくせば、多くを失う。
勇気をなくせば、すべてを失う。」
この格言はビジネスにおいて非常に重要だと思いませんか?
大切なものを間違えないよう、しっかりと目的意識を持った
ぶれることのないビジネスをしていきたいですね。
7.「金のために結婚する者には不良の子が育つ。」
子どもの教育の基本は家庭にあると言われています。
そんな場所で親がお金を一番に考えるような行動をしてしまうと
子どももいい子に育たないのは当たり前ですね。
8.「貧乏になると、まず顔に表れる」
心の貧しさ、豊かさというのは顔に表れるのでしょうね。
自分は気が付いていなくても
周りは分かってしまうものです。
気を付けないといけませんね。
9.「重い財布は、心を軽くする」
うまく人の気持ちを表現した言葉ですね。
確かにお金をたくさん持っていると心配事が
一つ、二つは減りますね。
10・幸せな金持ちになるための秘訣は、
自分の大好きなことを仕事にすることだ。
これは、ユダヤ人大富豪の考えでも言われています。
もちろんお金のために働くということはしたくないもの。
好きなことを仕事にするということは、仕事をしても楽しい。
そんな楽しい気持ちで仕事をすれば、効率も上がり、
きっとお金がうまく回るのでしょう。
私たちの目指すところ、理想ですね。
4.あの人も?!ユダヤ人の有名人
1.アルベルト・アインシュタイン(1879~1955)
20世紀最大の物理学者である、現代物理学の父と呼ばれる。
それまでの物理学の認識を根本から変えた偉業は大きい。
光量子仮説に基づく光電効果の理論的解明によって
1921年のノーベル物理学賞を受賞した。
2.スティーヴン・アラン・スピルバーグ(1946~)
アメリカ合衆国の映画監督、映画プロデューサー
主な監督作品は、ET、ジュラシックパーク、ジョーズ、
未知との遭遇、シンドラーのリスト、インディジョーンズ、
プライベートライアン、AI、キャッチミーイフユーキャン、リンカーンなど。
3.マーク・エリオット・ザッカーバーグ(1984~)
アメリカ合衆国のプログラマ、実業家、
Facebookの共同創業者兼会長兼CEO。
歯科医の父親と精神科医の母親からなる家庭の
第二子として生まれる。
ハーバード大学在学中に、ソーシャルネットワークサービスサイト
「Facebook」を立ち上げた。
4.ハワード・シュルツ(1953~)
世界的コーヒーショップチェーン、スターバックスコーポレーションの
会長兼社長兼最高経営責任者。
5.ドナルド・フィッシャー
アパレルブランド「ギャップ」を創業者。1974年に業界で初めて自社ブランドを作った。
6.マイケル・ソール・デル
( 1965年~ )は、アメリカ合衆国の実業家。
父は歯科矯正医。裕福なユダヤ人の家庭で育つ。
デルの創設者にして会長兼最高経営責任者。
7.ラリー・ペイジ
(1973~)Googleの創始者。最高経営責任者に就任。
2015年9月の時点で333憶ドル(約4兆円)の純資産を有する。
他にも…
ナタリーポートマン(アメリカで活躍するイスラエル出身の女優)
グウィネス・パルトロー(アメリカで活躍する女優、歌手)
ハリソン・フォード(アメリカで活躍する俳優)
ダスティ・ホフマン(アメリカで活躍する俳優)
スカーレット・ヨハンソン(アメリカで活躍する女優、歌手)
ウィノナ・ライダー(アメリカの女優、映画プロデューサー)
ウッディアレン(アメリカの俳優、脚本家、映画監督、小説家、クラリネット奏者)
ビリージョエル(アメリカのシンガーソングライター、歌手、作曲家、ピアニスト)
デビッドベッカム(イングランド出身の元サッカー選手、モデル)
ダナキャラン(アメリカ合衆国のファッションデザイナー)
・・・・
5.まとめ
いかがですか?
知性を磨く大切さと
お金に対する知識や考え方を子どものころから
教えられているユダヤ人。
成功し、稼いでいるユダヤ人も非常に多いですね。
一方私たち日本人はお金の話を人前ですることすら
タブーとされてきました。
中には、お金は汗水たらして稼ぐもの。
お金は汚いものと考える人もいます。
だから、お金が欲しい、富を増やしたいというなら
お金を汚いと考えるのは逆効果です。
まずは自分のお金に対するイメージを見直し
お金の正しい知識を
身に付けていきたいですね。