今回は、プライベートな話になりますが、僕の住んでいる家にフォーカスし、それについてお話したいと思います。
僕の長い下積み生活の話は、起業までの道のりにも詳しく書いていますが、僕は高校生時代から独立心がすごく強く、要は親の世話になっているのがとても嫌だったので、高校生の頃から一刻も早く一人暮らしがしたいと思っていました。
■僕の人生の道のり~自宅編
1.独立するまでの家
高校生当時、僕は新しくできた高級住宅街に父親が建ててくれた、かなり立派な家に住んでいました。
けれど、何より親の世話になるのがどうしても嫌で、それを捨ててでも早く家を出たいと思っていました。
2.不動屋さんの中で一番安い部屋を借りる
高校を卒業しすぐアルバイトを始め、家を出ました。
でもとにかくお金がない。(汗)
全くお金がなかったので、大きな不動屋さんに行って、とにかく安い部屋を探してもらって、結局そこの不動産屋にあった一番安い部屋に、住むことにしました。
その家はひどいバラックで、今にも倒れそうな木造二階建て。家賃が共益費込みで1万2千円。六畳一間お風呂なし。
最初だったということもあり、印象的に覚えています。
40年以上前の話とはいえ、当時でもあり得ない最低の安いアパートでした。トイレは一応ついていましたが、とにかく全体にむちゃくちゃ汚い部屋でした。
僕の部屋が一番端でしたが、そのすぐ横がどぶ川で、そこから虫が上がってきて、
いっぱい部屋の中に虫が入ってくるんです。どぶ川からなめくじが上がってきて、部屋の中になめくじがいっぱい入ってきて、夜寝ていても手をだすとヌルっとなめくじに触れるとか、日常的にそんな状態で生活をしていました。
当時の日本の中でも最底辺という生活をしていましたね。
そこで18歳のときから20歳まで、ちょうど2年ぐらいそこに住んでいましたが、でも本当にボロボロで、畳の下の床の板も割れて、畳が下にがんと落ちたりしてとんでもないことになってきました。
いよいよ大屋さんから取り壊しをするから出て行ってくれということで、いよいよ立ち退きになり、仕方なしに追い出され、出ていくことになりました。
3.少しグレードアップ!?2万円の部屋を借りる
次に住んだ部屋が家賃2万のところでした。
2万円でもまだかなり安いので、そこもボロボロのアパートだったんですけど、最初のアパートに比べると天国のようなところで、ここはむちゃくちゃいいなと思っていました。
部屋数は6畳と4畳半の部屋がありました。お風呂はまだなかったので、毎日お風呂屋さんにお風呂に入りにいかないといけないような生活をしていました。
4.結婚して長屋の一室を買う
25歳で結婚をし、初めて家を買いました。
買ったといっても長屋でかなり狭い部屋でした。それも10年以上たった木造の家で、安かったので初めて買ってみました。
とはいえ、子どもができると、さすがに長く住めないということで、それから2年ぐらい住んだところで、引っ越しをすることになりました。
5.生まれて初めて一戸建てを買う
家を買い替え、初めての1戸建てを買いました。
といっても、土地が17坪で3DKとはいえ小さな家でした。
でも一応初めての一戸建てというのを買うことができたんですね。
そのままそこにずっと10年ぐらい住んでいました。
ヤフオクを始めたのがこの頃です。
6.中古マンションの最上階に住むことに
サラリーマンの傍ら副業で転売を続けていてその収入も上がった頃、そのおかげで次のところに引っ越しできるようになりました。
その次のマンションは、ちょっと古いマンションだったんですけど、駅前で結構大きなマンションの最上階の一番広い部屋に引っ越しができました。僕からすれば生活環境が非常に良くなりました。
2人の子供たちも大きくなり小中学生でしたが、一人ずつ部屋を与え、僕の仕事部屋もできて転売ビジネスが加速しました。
転売で得たお金で環境が良くなりさらに売上も上がってとてもいい循環でした。
転売がなかったら、とてもじゃないけど、あんなところには住めなかったなと今でもそう思います。
そこも結構気に入っていたので、15年ぐらいまたそこに住んだんですけど、その後今住んでいるところに変わることになります。
7.不動屋さんの中で一番高い部屋を借りる
今、住んでいるところは抜群にいいところです。
超高層マンションの最上階の一番広い部屋で、リビングは30畳以上ありとても広く、
子供たちは早くに独立したのでこんな広いところに家内と二人で住んでいます。
眺望も最高にいいし、特急停車駅の駅の真ん前で大型のショッピングモールも隣接していてとても便利で、僕としてはパーフェクトに満足している最高のマンションに住んでいます。
ここは分譲マンションですが、オーナーさんが買った部屋を賃貸で借りています。
ここを見つけた時のことですが、
今ですから、膨大な量の賃貸物件のデータがネットで検索できますけれども、近隣の市全部併せて検索して、ここの家賃が一番高かったんです。
その後も時々賃貸サイトを見ますが、この近隣市内でここより家賃の高いところは見たことが無いので多分この近隣市内では最も家賃の高いマンションだと思います。
8.まとめ
高校を卒業して一番最初に住んだところは、その不動産屋で一番安いアパートに住んでいた人間が、それから30何年、今度は一番家賃が高いところに住めるようになりました。
ということで、自分の住んできた家を見たときに、自分の人生を振り返ってみて僕なりに人生こうしてステップアップしてきたと感じています。
今、うまくいかなくて悩んでいる人、お金がない人、そんな人でもコツコツと積み重ねることができれば、最高のところへ行くことは可能です。
ですから、皆さんもくさらず、コツコツ頑張ってください。