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我が国のネットカフェ難民の実態とは

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西村泰一のネットビジネス講座西村泰一公式LINE@

 

 

2007年に流行語大賞にもノミネートさて、社会現象となった「ネットカフェ難民」。

それが、10年以上の時を経て再注目されています。

 

今回、東京都が行ったアンケート結果では東京都には1日4000人ものネットカフェ難民がいることが分かりました。

実際にネットカフェ難民はどんな暮らしをしているのでしょうか?

少し、調べてみました。

 

 

 

1.そもそも『ネットカフェ難民』って何?

『ネットカフェ難民』とは、広い意味ではホームレスのようなもので、定住するところがなく、インターネットカフェや漫画喫茶などで生活している人のことを指します。

平成19年に厚生労働省が行ったアンケート調査によると、当時は全国で約5400人だったネットカフェ難民が、10年後の平成29年には、東京都内だけで1日4000人と大きく増加しています。中には男性だけでなく、女性のネットカフェ難民も増加傾向にあります。

 

2.ネットカフェ難民の背景

ネットカフェ難民の増加の背景には、これらの理由があります。

1.格差による社会の貧困化。
この問題は、10年前ネットカフェ難民と言う言葉が流行語になったときも、派遣切り、
家賃が払えない(敷金・礼金が払えない)、家庭や社会の中に居場所がもちにくい。仕事が不安定で収入が少ない。

2.新しい低料金の宿泊施設。
ネットカフェ自体が低価格で快適に過ごせる。
身の回りの荷物の収納を長時間低額で使用できるコインロッカーは物置代わり。ナイトパックで利用できる個室席、シャワー施設が整備されているため。

3.利便性がある。
ネットカフェは交通の便が良い駅近がほとんどなので、ホテルに泊まるよりは良い。
電子メールや携帯メールで、仕事の紹介や仕事先との連絡が簡単にとることができる。

 

3.ネットカフェ難民にはどんな人がいる?

ネットカフェ難民はどんな生活をしているのでしょうか?

日雇い労働者のAさん(26才)は夢を追い求めて6年前に上京するも、ギャンブルに溺れて収入は安定せず。短期派遣を繰り返し、気づけばネットカフェを常宿にして早くも3年目になる。
派遣先で食べる昼食はコンビニなどでの買い食いが中心だが、夜はもっぱらネットカフェのフードメニューになる。

出勤する会社員に交じり、足早にネットカフェに入る一人の女性がいた。名前はユミ(27歳)。彼女に自宅はなく、ネットカフェなどを転々とする生活を、なんと5年間も続けている。
所持金は3000円。口座残高はゼロなので正真正銘の全財産だ。持ち物もバッグ一つで、洋服はコインロッカーに預けてあるという

 

 東京出身の男性は、高校卒業後に都内で大手居酒屋チェーンに就職した。いつか自分の店を持つのが夢だった。しかし、必死で働いたがお金は貯まらない。10年近く経った時、知り合いに「儲かる」と誘われ、北陸の都市で、派遣社員として工場の製造現場で働くようになった。だが、ここでも貯金もできない生活が続いた。そんな日々が嫌になり6年ほど前、当てもないまま東京に戻った。

両親はすでに亡くなった。ネットカフェで暮らしながら、派遣会社に登録し、倉庫での荷物の仕分け作業などをして生計を立てる。

※AERAより引用しています。

 

 

 

3-1.意外にかかる?!ネットカフェ難民の生活費
ネットカフェ難民は意外にも生活費がかかると言われています。一体どれぐらい生活費がかかるのでしょうか?大まかに計算してみました。

・滞在費:74400円(1日2400円 × 31日)
・食費:46500円(1日1500円 × 31日)
・シャワー費:3100円(1日1回10分100円のコインシャワー × 31日)
・洗濯費:3200円(洗濯300円+乾燥500円で800円 × 週4回)
・雑費:10000円
合計:137200円/月

これらのことから、月に10万円~15万円かかるようです。

 

 

4.ネットカフェ難民、「住所不定」による問題点

ネットカフェで定住する問題点として、「住所不定」になることの問題があります。
その結果、

・新規で銀行口座の開設ができない。

・住民票が抹殺される可能性がある。そのため住民基本台帳への登録がないと印鑑登録もできない。
・実印を必要とする契約で契約相手に拒否されると悪循環になる。

・クレジットカードも契約時に信用調査で拒否される可能性もある

・新たに運転免許の取得ができない

・役所が生活保護の申請を不正に拒否する可能性が高い(本来は、生活保護法第19条二による職権保護により、住所がなくても受けることができます)
となどが挙げられ、「住所不定」による問題点は悪循環となっています。

 

5.まとめ

ネットカフェで生活をするような住所不定の生活、まさか若い人や女性までがするようになってしまうとは、思いもよりませんでしたね。

しかし、社会情勢の変化とともに、このようなネットカフェ難民というものが増えてきているのは事実です。

これを読んでいる人の中には少ないかもしれませんが、ぜひそんな方が周りにいるなら、

下記のようなNPOや団体に手を差し伸べることを教えてあげて欲しいと思います。

・つくろい東京ファンド

・特定非営利活動法人自立サポートセンター もやい

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