今回は、ネットビジネスで使える、今すぐ使える
消費者の心理を掴む心理法則を紹介します。
簡単なようですが、これらの心理法則を知っているのと知らないのでは、
利益に大きな差が出ます。
是非あなたのビジネスに取り入れてみて下さい。
3.バンドワゴン効果(人が持っていると自分も欲しくなる心理法則)
4.ザイオンス効果(目にする回数が増えるほど親近感が増す心理法則)
6.デモンストレーション効果(あこがれの人になりたいと思う心理効果)
1.コントラスト効果(安いと感じてしまう心理法則)
コントラスト効果とは、高額な商品を見た後に、それより安い商品をみたとき、
その商品を価値以上に安いと感じてしまう心理的効果です。
これは、人間の持つ比較する特性を利用したもの。
例えば、マイホームを新築した際、高額な家具や電化製品を併せて購入する人が多いようです。
普段であれば、電気屋さんなどで高いと感じる何十万もする家具や電化製品は
何千万もする高い買い物(マイホーム)をした後は
高い金額に対しても感覚が慣れ、抵抗感が薄れるためです。
またもっと身近な例としては、飲食店でのコース料理なんかにも使われています。
~秋のコースメニュー~
Aコース:8000円
Bコース:5000円
Cコース:3000円
こんな価格設定であれば、Bコースが一番注文されやすいのです。
他にも、本来売れて欲しい商品を真ん中あたりに配置し、
そばに極端に高い商品を置くと効果的と言われています。
消費者が自然にそばにある高額商品と比較するため、
売りたい商品が多少高くても抵抗なく購入することになりやすいからです。
コントラスト効果は、いたるところに使われています。
ネットでの商品ラインナップにも使えますよね。
一度取り入れてみてはいかがでしょうか?
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2.カリギュラ効果(禁止されるほどやりたくなる心理法則)
カリギュラ効果とは、あることを禁止されると、かえって人はそれをしたくなるという心理効果です。
日本の昔話「鶴の恩返し」も助けた娘(鶴)に「絶対に部屋の中を見ないで欲しい」と言われたから
おじいさんとおばあさんは気になって部屋の中をのぞき見してしまったのです。
また、浦島太郎も竜宮城でもらった開けるなと言われていた玉手箱を開けてしまいましたね。
このように人は「誰にも言うな」と言われると、誰かに言いたくなるし、
「絶対に読まないで下さい」と言われるとなぜか逆に少し読んでみたくなるものなのです。
ネットビジネスでも、セールスコピーとして、
「次のような人はこの商品を買ってはいけません」といった文章を書くことがあります。
しかし、それは逆に禁止されると逆に買いたくなる消費者の心理効果を狙ったものなのです。
カリギュラ効果を利用したセールスコピーの事例はこんなものがあります。
・「決してひとりでは見ないでください」
・「気の短い方は買わないで下さい。」
・「これを知らずに、外貨投資をやってはいけない」
・「ナイショの◯◯教えます!」
・「禁断の◯◯公開」
・「閲覧注意!◯◯だけが知っている本当の△△」
このカリギュラ効果もネットビジネスで利用することができますね。
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3.バンドワゴン効果(人が持っていると自分も欲しくなる心理法則)
バンドワゴン効果とは、多くの人やその商品やブランドを持っていることが購入の動機付ける効果のことです。
ちなみにバンドワゴンとは、パレードなどの行列の先頭を行く楽隊車のことで、
バンドワゴンに乗るということは、「勝ち馬に乗る」「時流に便乗する」という意味になります。
・「○○部門第一位!」
・「全米No1の話題作」
・「5秒に1人が申し込んでいます」
・「半年後まで予約いっぱいのレストラン」
など、多くの人が使っています、というアピールをすることで
「買うのは普通」という印象を与え、購入につなげる使い方です。
はやりものが好きと言われてる日本人には、このバンドワゴン効果の心理が日常的に働いているのではないでしょうか?
みんながやっているから、みんなが買っているからという理由に基づく安心感、購買欲求がこれに当てはまります。
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4.ザイオンス効果(目にする回数が増えるほど親近感が増す心理法則)
ザイオンス効果とは、相手を目にする回数が増えるほど、親近感が増す心理効果のこと。
アメリカの心理学者ロバート・ザイオンス氏が自らの実験結果によって導き出した法則のことです。
これは人だけでなく、物や音楽にも当てはまります。
ネットビジネスの場合は、ホームページやブログに毎回、あなたの笑顔の写真を載せたり、
読者に向かって親しげに語りかけている動画を定期的に見てもらったりすると
効果的です。こうして数か月もすると消費者側は、実際一度も会ったことがないのに、
既知の仲になったような感じがするのです。
これは簡単に出来る方法ですね。
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5.ハロー効果(権威者の言葉は信用する消費者心理)
ハロー(halo)とは、「後光」、「高貴な雰囲気」のこと。
ハロー効果とは、消費者が、商品やブランド、企業などの背にある後光を判断基準にして、
商品やサービスの選択や購買意思決定をすることです。
消費者が有名ブランドに魅力を感じたり、一流企業というだけでその商品や社員を信用したりするのも
その背後にある後光の影響か少なからずやあるからといえるでしょう。
ネットビジネスで言うと、
・「東大生が教えるネットビジネスの極意!」
・「元役員秘書がオススメする、贈答品ベスト10」
が挙げられます。
東大生は頭がよさそうですし、役員秘書なら相手に失礼なく、
心のこもった商品をセレクトしてくれそうですよね。
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6.デモンストレーション効果(あこがれの人になりたいと思う心理効果)
「デモンストレーション効果」とは、他人、あるいは家族や友人同僚などの消費が自己の消費に大きな影響を及ぼすこと。
人気タレントが「ルイヴィトンのバッグを愛用している」とブログに書くとします。
すると、あのタレントが愛用しているならと多くのファンが一斉に買い始めるかもしれません。
また、『7つの習慣』を日本に紹介したことで高い評価を受け、自らセミナー講師として活躍しているジェームススキナー氏のセミナーを
提供している企業では、スキナー氏のセミナーに参加した有名人の名前をネットで一部公開しています。
自分が知っている人の名前を見つけると、
「あ、この人も買ったのか!」と感心し、企業側は何もアピールしなくても
勝手に商品の質を上げてくれる効果をデモンストレーション効果と言います。
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7.フット・イン・ザ・ドア・テクニック(人は自分の行動に一貫性を求めるという心理効果)
フット・イン・ザ・ドア・テクニックとは、具体的には顧客に対して本命の要求を行うのではなく、
最初は小さい要求を行い、その後、徐々に要求の内容を上げていく手法です。
これはあらゆるビジネスに頻繁に使われています。
これを踏まえた上で世の中を見ると、「なぜ化粧品会社や健康食品会社が赤字を出しながらも、
試供品や低額のサンプルをばら撒いているのか」を理解できると思います。
フット・イン・ザ・ドア・テクニックの逆の法則として、
ドア・イン・ザ・フェイス・テクニックがあります。
それは、最初に大きい頼みごとをした後に本命のお願いをする方法です。
これらがうまく使いこなせるようになれば、
次第にビジネススキルも上がってくるはずです。
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8.返報性の法則(なるべくその行為に報いてあげたくなる心理効果)
返報性の法則とは、相手が好意的に接してくれると、なるべくその行為に報いてあげたくなる気持ちのことです。
また、与えられるとその恩に報いたくなると同時に
与えてくれた人を信用するという傾向もあります。
またネットビジネスにおいては、無料で与えることは、威力がとてつもなく大きい割にはほとんどリスクがありません。
ですから返報性の法則に基づいて与えて、与えて、与えまくって下さい。
それがネットビジネスで成功する最強の戦略です。
返報性の法則、使わない手はありませんね!