2018年が始まって1か月が経とうとしていますね。
新年に立てた目標はどうなっていますか?
目標実現に向けて着々と進んでいますか?
しかし、目標は立てたものの、思うように進んでいない方もいると思います。
そんな方は、目標の立て方自体に問題があるのかもしれません。
今回は、そんな方のために、実現させやすい目標の立て方をお伝えします。
■あなたの目標が実現しない10の理由
1.感覚的に目標を立てていた。
あなたの目標はどれぐらい明確でしょうか?
具体的に書かれているでしょうか?
日本人の多くは、個人の欲求を前面に出すのが苦手だと言われています。
そして、目標も立てたつもりで、実は周囲に合わせているだけ。
本心と少し違っている人が多いのです。
成功したほとんどの人は、現実的で明確な目標を持っています。
感覚的な目標設定では、挫折するならまだしも、なかなか目標は実現しません。
そして、時間の浪費をし、「また自分は出来なかった」という気持ちだけが残り、
自分への評価はどんどん下がっていくことになります。
そうならないためにも、目標を設定するときは、アバウトではなく、本当に達成したいと思えるような明確な目標を
設定する必要があります。
2.目標を立てただけで満足してしまった。
「俳優になりたい」
「月収100万稼ぐ!」
若い頃は夢を語るだけで許されていたかもしれませんが、
大人になるとそうはいかなくなります。
目標を立てただけで満足し、その目標を達成するためのアクションを
何も起こさなければ、夢は叶うはずがありません。
立てただけで満足せず、一旦立てたら習慣化できる目標にしましょう。
3.期限を決めていなかった。
「夢」というと、なんだか何十年もの先の話に聞こえますよね。
そして、何となく叶わないような気がしませんか?
そんな夢に「〇月〇日までに達成する!」など、期限を付けるとどうなるでしょう?
何となく現実味を帯びてきませんか?
夢はそのままにしておくと、夢のままで終わります。やがてその思いさえ、風化していきます。
期限を設定すると、自分の取り組み方も変わりますし、思いもよらない力も出てきます。
期限の設定は非常に大切です。
目標を立てたら必ず、〇年〇月〇日までに!と期限を決めましょう。
4.損得を優先していた。
目先の「楽」や「得」に目を奪われて、自分の本当にしたいことから目をそらしている人はいませんか?
実は、目標を設定しないで、夢を実現させている人というのは、ほとんどいません。
成功している人ほど、早いうちから綿密に目標を立てています。
今していることは、本当に自分のしたいことですか?
遠回りをして時間のロスをしないように、
最初から自分自身はしっかりと見つめておきましょう。
5.目標を紙に書いていなかった。
目標を頭に入れておくだけと言う人はいますか?
残念ながらそれでは実現できません。
目標を実現させるためには、必ず紙に書いておく必要があります。
思考は言葉でできているので、紙に書くことで、潜在意識に刷り込むことができるのです。
紙に書くことで夢は現実に変化します。
叶えたい夢があるなら、必ず紙に書くようにして下さい。
6.頭のどこかで目標を実現するのが無理だと思っていた。
多くの人は、目標を立てたとき、頭の中では「やらない理由」を考える人が多いです。
やらない理由として「お金がないから」「時間がないから」という理由が圧倒的に多いですが、
実は「やらない理由は」誰でも幾らでも考えることができるのです。
それに、私たちの生活は否定的な言葉で溢れています。
「その年齢で初めてももう遅いよ」「時間とお金の無駄でしょう?」など
決めたとたん、足を引っ張るようなことを言う人も出てきて、
「私無理なのかも…」という思いが植え付けられてしまうこともあるのです。
ネガティブな言葉に引っ張られていては、実現出来ることも難しくなります。
確かに、自信がなくて目標さえゆらいでしまうときもあるかもしれませんが、
できるだけ、肯定的、積極的な言葉を使うようにして、
前向きに進める必要があります。
7.現時点を分かっていなかった。
今の状況に問題を感じたとき、「現状分析」をすることは必要不可欠です。
そうすると、自分のいる位置や抱えている悩み、そこからどんな風に目標を達成していくのか考えていくことができるからです。
しかし、「~がしたい」「~になりたい」というような漠然とした目標の設定だと、
達成したときのイメージが曖昧になるため、なかなか実現しにくいのです。
そのためには、自分の問題や悩み、現時点を知っておくことは重要です。
向き合いたくないこともあるかもしれませんが、
しっかりと悩みと向き合って、現状を把握すること、正しく現状認識をする必要があります。
8.目標が主体的でなかった。
このような他人によって左右される目標は、主体的でないので、目標ではありません。
・給料を上げてもらう。
・息子が受験に合格する。
・あの人が好きだと言ってくれるように頑張る。
あなたの目標をコントロールできるのは、自分だけです。
目標を設定するときは、自分の努力で実現できるものだけにしてください。
ただ、目標の立て方を少し変化させることで、主体的になることがあります。
例えば、上の「給料を上げてもらう」です。
それを主体的に変えるとしたら、「給料を上げてもらうために、毎日1日30分英語を勉強する」ならアリです。
9.選択の基準を知らなかった。
目標を決めることと決断することは密接に関わっています。
ソフトバンクの孫正義社長も「遅すぎる決断というのは、決断をしないに等しい」と早く決断することの重要さを述べています。
どのような人生を送りたいのか?、どんな目標を達成したいのか?が明確であればあるほど、早く決断することができるようになります。
決断できないということは、自分のことを掘り下げていない証拠です。
さらに自分と向き合って、どんどん決断していける自分になる必要があります。
10.目的と目標がごっちゃになっていた。
少しややこしいかもしれませんが、目的というのは、あなたがやるべきことで、目標は目的を達成するための手段です。
こちらも目的と目標が混在していると本末転倒という結果に終わることがあります。
目的を軽視してはいけません。まずは「目的」です。そこをしっかり決めてから目標を作るといいでしょう。
11.まとめ
いかがでしょうか?
目標を立てるにもいくつかのポイントがあります。
目標実現に向けてなかなか進んでいない方は
もう一度見なおし、書き直す必要があります。
やり直しは何度でもできます。
上記に書いたようなポイントを押さえつつ、
もう一度書き直して下さいね。