僕は今も無宗教人間ですし、
神様や仏様というものがどういうものかあまりよく分かっていませんが、
勝手なもので、独立起業してからは、神社に参拝して、
「商売繁盛」
の祈願をよくするようになりました。
神社の参拝をしても、
神様にお願いして助けてもらうというのではなく、
自分を見つめなおしたり、
気合を入れなおすために行っています。
あと、やはり神社にはパワーがあるので、
そのパワーをもらって、自分の努力を加速させたいとも思っています。
「神様お願いします」
ではなく、
「僕はこんなことを頑張りますのでパワーを下さい」
という感じで参拝しています。
迷いが出た時や大きな決断をする時に行くという話もよく聞きます。
「社長って孤独なもの」
とよく言われますが、これは本当です。
そのために、起業家はよく神社に参拝に行くのかもしれません。
さて、関西では、正月が明けると
関西の商売人が本気で取り組み、非常に盛り上がる熱気溢れる商売繫盛のお祭り『十日戎(とおかえびす)』が行われます。
十日戎という言葉になじみがなくても、「福娘」や「福男」という話題では
毎年テレビで放映されているので、知っている方もいるのではないでしょうか?
今回はその十日戎についてお伝えしたいと思います。
1.ゑびす様とは?
ゑびす様とは、日本の神様。七福神の一員として日本古来の唯一の福の神である。
釣り竿と鯛を持って笑っている。
古くから漁業の神様、商いの神様とされた。
戎、恵比寿、恵比須など表記され、えべっさんとも呼ばれている。
2.十日戎とは?
毎年、1月10日は十日戎と言い、9日は宵戎(よいえびす)、11日は残り福と言われ、3日間祭礼の日としています。
この祭礼では、枝先に縁起物を飾った「笹」を売っています。
その「笹」を売るときのかけ声が、有名な「商売繁盛で、笹もってこ~い♪」です。
ゑびす様自体はは全国的に有名ですが、十日戎というのは関東の人にはあまり知られておらず、西日本の行事のようです。
東京にはエビス神社が30社もありませんが兵庫県や京都府は200社以上、広島県に至っては400社を超えるそうです。
賑やかなのは、大阪の今宮神社の十日戎。選ばれた50人の福娘が福笹の授与を行い、
宵戎、戎、残り戎の3日間で訪れる人は100万人と言われています。
3.日本三大ゑびす神社とは?
・西宮神社(にしのみやじんじゃ)(兵庫県西宮市)
〒662-0974 兵庫県西宮市社家町1−17 西宮神社
阪神本線「西宮駅」えびす口より徒歩5分/JR神戸線「さくら夙川駅」より徒歩8分
公式サイト:西宮神社
ゑびす様を祭る神社の総本山。毎年1月10日に行われる「福男選び」が開催される神社としても知られています。
今年の福男選びは1月10日(水)AM 6:00~ 開門。 西宮神社表門から本殿まで(230m)走り、1番~3番のものだけが
今年の福男として認定されます。誰でも(女子も)参加することができます。
・今宮戎神社(いまみやえびす神社)(大阪市)
〒556-0003 大阪府大阪市浪速区恵比寿西1丁目6 今宮戎神社
地下鉄御堂筋線「大国町駅」徒歩5分
地下鉄堺筋線「恵美須町駅」徒歩5分
南海高野線「今宮戎駅」降りてすぐ
阪堺線「恵美須町駅」徒歩5分
JR「新今宮駅」徒歩10分
公式サイト:今宮戎神社
今年は1月9日~11日。
参詣者は3日間で100万人、境内の中も外も縁起物を持った人でお正月よりも賑わうと言われています。
3日間「商売繁盛で笹もって来い」という掛け声があちこちで響き渡り、福娘に縁起物を結んでもらう商売人でにぎわい、
福娘の応募者は毎年3000名、50名の福娘が選ばれる、福娘になれば、関西では就職やお見合いに有利な肩書になると言われています。
・京都ゑびす神社
〒605-0811 京都府京都市東山区小松町
京阪電車「祇園四条駅」徒歩6分
阪急電車「河原町駅」徒歩8分
バス「河原町松原」徒歩約5分
「四条京阪前」徒歩約5分
公式サイト:京都ゑびす神社
1月8日~12日、祇園の南大和大路通にある「京都ゑびす神社」で行われる「十日ゑびす大祭」
舞妓さんによる福笹、福持の授与があり、大変賑わいます。
いかがですか?
商売繁盛を願い、大阪商人がこぞって参拝する十日戎。
いつの時代も美しい福娘と明るい商売人のエネルギーで溢れかえっています。
行くだけで気分は上がり、運気もアップしそうな雰囲気です。
一度行かれてはいかがでしょうか?